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いらっしゃいませ
 
プロフィール
HN: ペンギン1号
自己紹介:
小論文の添削は、解答例はあっても、実際は書き手の考え・経験・テーマによって個別の対応をしなければならないので、「うーん」となることが多い。しかし、事務的に添削を仕上げず「うーん」と考えるところがまだフレッシュマンだなあなんて、自分の青さに苦笑したり。
ちなみに、ブログは論文じゃないのでチカラ抜いて書いてます。文法や言ってることが乱れちゃってることも多いですが、仕事のときはちゃんとやってますのでご心配なく。
どんな解答用紙であれ、解答者は高いカネを払って受験してるんだから、それに見合った赤ペンを入れて返してやらなきゃいけないと思う。そうするとぜんぜん採点料に見合わない出血大サービスになっちゃうんだけどね。( TーT)
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採点は解答者とのバトルである。日々襲い来る珍答・難解文字群・大きなカンチガイ・人生について考えさせられる答案と戦い、罵倒することなく、また苦情を受けることなくマチガイを正すことは、職業として経験しなければわからない、毛が抜けそうな難しさなのである。守秘義務のために誰にも話せない苦労を抱えた同業者の皆様、ここで語り、嘆き、苦しみと笑を分かち合いましょう。穴に向かって叫んだ王様の床屋のように。そして受験者はこっそりこれを参考にするといいさ。
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category :
学校方言
あるんですねこれが・・・

最初の2枚くらいまでは、「若者語?」って思うんだけど
ゾロゾロ同じ間違いが出てきて、「地域語もしくは学校語」と確信する。
そこの学校のカラーがわかる。

単純な漢字の間違いが集団で出てくると、
先生、事前指導の板書、間違ってない?
って尋ねたくなる。
おっかしいんだよなあ・・・・。
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category : 考えの壺 comment [0]
考えていかなければならない
この問題の原因と解決策について、あなたの考えを述べましょう。

600字詰め原稿用紙の500字の間、延々と問題について書き並べた挙句

各自の考え方を直さなければならない。したがって、この解決策はない

とあっけらかんと書くな・・・・・。


「~について考えを述べましょう」
という形式の問には(これがほとんどだが)、ちゃんと考えて下手な考えでも何でもいいから「こうしたらいいんじゃないか」という案を答えなければならない。
よく「大切なことなのでみんなで考えていかなければならない」と書いて締めくくる人がいるんだけど、、考えなきゃならないのはキミなんだキミ

そんなの、その人の勝手じゃないか~!

とか言ったらおしまいである。

そこ以外読まずにD判定を書き込むのも、採点者の勝手だから。

結局、姿勢を見られてるんだということを意識してほしい。
向上心とか、何かに協力しようとか、いい雰囲気にしようとか、そういう前向きなものを持っているかどうかって、結構肝心じゃない?


でも~思いつかないんだもん

だから考えろ。思いつかないのではなくてそれは、考えることをさぼっているだけだ。普段は自分が何もしなくても、周囲がいいように持っていってくれる。「うざっ」とおもってる親だって、じつはせっせと自分を運んでくれている。
考えることができないということは、普段依存的な生活をしているかということなんだ。
脱出して自立しようぜ。

で、元に戻るが、
思いつかないときは、どうすればいいかというと

問題の原因をちゃんと考えろ。
なんでそんなことしちゃうかなーって、その問題を起すやつのキモチになって。
そして、そんなことしないでよ困るじゃない!と被害者の身になって、防ぐ方法を考える。どういう方法で助けてほしいか考える。


解決策を考えるということは、原因を考えるということで、9割がた答えは出てくるんだ。



category : 考えの壺 comment [0]
確かに、
何で根拠もないのに「確かに、」ってみんな書きたがるんだろうねー。
本当にイヤになる(笑

なかには、課題文に逆のことが書いてあるのに「確かに@@は~である」とぶってる人がいる。
自分の考えが「確か」といえるほど確実かどうか考えて、どう考えても一般常識で揺らがないよって自信があるなら書いてほしい。
いや、その前に、一般常識なら、あえてそこに書くな。

字数制限があるのに、誰もが知ってる常識を偉そうに書くなんて、マス目の無駄遣いだ。
category : 考えの壺 comment [0]
常体と敬体の混用は避けましょう
というのが小論文のおきまりなんだけど

今朝日新聞でシリーズ連載されている「いじめられている君へ」「いじめている君へ」という日替わりの記事に、芥川賞の平野氏の文が載っていた。
ずっと常体で書いているのに、ほんとの最後の最後の語尾だけがなぜか敬体に・・・・。

あ。。。。w

赤ペンを入れたくなった。笑いながらw

「芥川賞作家だから、もしかしたら意図があって、ここだけ敬体にしたのかもしれない」という人もいるんだけど、私は単に気が抜けただけだと思うんだよねー。内容的に見ても。
でも普通の生徒はそんな好意的な目で見てもらえることはないので、たとえテクを使いたいと思ったとしても、やめといた方が無難だ。
だいいち読み手が文学的テクニカル表現をきちんと解釈できるかどうかの保証さえないし、プラスになることはまあないと思っていいんだからね。
category : 考えの壺 comment [0]
今回の感想
やっと魔の一週間が終わりました。
6日で終わらせてやりました。

講評:
インク漏れが激しかった。


(笑)ごめんなさい。こんなに汚したのは初めてでした。

ぼた。

とかね。

インクは赤いのに顔が真っ青でした。


さて今回面白かったことは
「レベルの均一さ」

間違うところもみんな一緒で首をかしげた。

「忙しい」を「急がしい」と書いてる人が4分の1くらいもいた。
そして、なんでみんな裏付けもしないで「確かに」って書くのかな。
どこが確かなんだよ!キミは判定下せるほどエキスパートなのか?
って突っ込みたくなる。(突っ込まないけど)
そしてみんな同じようにすこーし論点からずれてたり。

もしかして、事前に指導を受けてから書いてるのかな・・・・
その板書が間違ってたとか????

想像が色々膨らんだ6日間でした。



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